2020年07月27日
コロナ感染者が全国的に増えていますが、名古屋でのコンクールが予定通り開催されました。予定通り‥‥?ではなかったかな?という程、密を避けた楽屋割りやリハーサル室使用の人数や時間の制限、場当たり時間でした。それにより、本番前にどう体を仕上げていくか、お姉さん達やトウシューズ部門の子達は大変だったと思います💦
コンチェルトの生徒3人も、二人はトウシューズ、その内の一人はスワニルダのバリエーションだったので、体力やテクニックに心配もあり不安でしたが。。。本人は淡々ときちんと練習できておりました☆少しずつ強くなってきているな~と感じます。コンチェルトに1番最初に体験レッスンを受けに来た生徒で、私の中で思い入れの強い生徒ちゃんです🙆
そんな昨日のコンクール、部門違いの3人の生徒の付き添いを1人で行っていたので、移動やら時間配分やら慣れないメイクに大忙しで大変でした!!トウシューズでの参加だったもう1人の生徒のお母様が居てくださり、なんとか乗り切れた感じです(>_<)サポートに感謝です。 さて、3人の踊りを袖から見守りましたが、3人の共通点は普段のレッスンからもっともっと頑張れそうだなという点と、舞台の上できちんと踊れていた&普段より音楽や表情も意識できていました✨反省点と、良かった点、どちらもありますが精一杯舞台の上で頑張れている姿を見れて、単純にとても嬉しかったです❣️舞台の上で力を発揮できない場合もあるので、精一杯出しきる、きちんと踊れる、という事はメンタルの強さにも比例します。その点、わりと肝が据わってるいような(笑)少しずつ逞しくなっているような、そんな成長も見えました。 さて、結果ですが小4の生徒は、第三位。小6のお姉さん達までいる部門での大健闘でした! 中2の生徒は、第五位。部門の人数が少なかったので、入賞できて一安心&とても嬉しかったです☆ 夏のコンクール、高校生のお姉さんが第二位という素敵な結果から幸先の良いスタートで始まっていますが、今回も結果はもちろん、生徒3人の頑張りが見えて良かったです!結果は、毎回妥当だなと思いますが、あくまでも結果はオマケみたいなものだと思います。私がコンクールに出ていた小中学生の頃を思い返しても、1つのコンクールに出て結果はもちろん毎回嬉しかったですが、それはその日嬉しいだけでもう次の日からは次の目標ができていた気がします。そもそも、毎回挑戦したいことを決めていたので、どんなに緊張してもやり遂げられた達成感の方が、結果より手応えとして今でも確実に自分の中でその感覚を覚えています。順位や賞状などは、本当にオマケのご褒美みたいな感じでした(^^) でも、だからこそ、パリへの留学でスカラシップをいただけ、ロイヤルバレエスクールにも留学ができました。カンパニーに入って、色々な役が貰えるようになった時、プレッシャーや緊張もありましたが、絶対にチャンスを掴めてきました。 結果にこだわるな。結果を求めるな。コンクール映えな踊りを目標としない、私のポリシーはそんな自分の経験に基づいております。もし小中学生の頃、ただただコンクールの結果を意識した練習をしていたら、賞を目指すだけだったら、コンクールダンサーになってしまい‥‥きっと留学にもプロになるという道にも繋がらなかったと感じます。 (あくまでも私の体験からの感じ方なので、もちろん違う感じ方や意見もあると思います。何が正解で正しいのか。それはもう本人それぞれが考え感じ、判断していくしかないとは思います☺️一人一人、体も環境も考えも違いますからね♥️) 8月に入ったらまた沢山の生徒達がコンクールに挑戦します。まずは無事に開催できるか、そして、毎レッスン油断せず自分を追い込めるか。あとは、レッスン時間以外でどれだけ影の努力ができるか。 見えているだけの努力だけでは、足りないですよ~それはきっと学校の勉強でも同じですよね😎 それぞれが明確な目標を持ち、自分で決めた事に責任を持つ。そういう強い意思と心をコンクールを通して鍛えていけるよう、また今日から私は全力で指導していくのみです! みんなも、フルアウトで一緒に成長していきましょう(^o^)
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